というのも、チアリーダーをやっている人の中には、モデルやタレントとしても活動する超売れっ子さんもいるからだ。 グループリーグで対決した夜には、韓国チームのキャプテンだったキム・ゴンヒョンが小野伸二を呼び止め、お互いの健闘を称え合ったあと、決勝でも日韓対決しようと誓い合ったという。 こっちの角度から見るとアウトのようだが、反対の角度からみるとセーフのような、そんなきわどいシーンが何度も映し出され、そのたびに両チームの観客たちは盛り上がる。
このパフォーマンスを目当てに来ている観客もいるのではないだろうか? プサンサジク球場の場合、プロ応援団の専用ステージが1塁側の座席前方に設けられ、そこで応援団長やチアリーダーたちがパフォーマンスを繰り広げる。 ビジターチームも3塁側の座席前方にステージが設けられ、応援団たちが盛り上げている。日本でも2018年シーズンから東北楽天イーグルスが球団主導で応援をプロデュースしているが、韓国のプロ野球ではプロ応援団がいるのが一般的なのだ。